アパート探し:deleaded


結局今年も真剣に家探しをしています。
今のアパートの大家さんがまた家賃を9月からあげると言って来たのです。
前回の$150の値上げに続き、9月から月$100の値上げです。
3年で月$250の値上げには私達もギブアップです。


こちらの賃貸は一年契約が多く、普通、途中で契約を解約する事はできません。
日本のように2か月前に言えばいつでも出られるわけでは無いので、
今回は9月からの契約を更新しない事にしました。


引っ越しを決めたのはいいのですが、なかなかいい引っ越し先が見つかりません。
それも何故かと言うと、私がdeleadedな物件に拘っているからです。


マサチューセッツ州法では、6歳以下の子供のいる家庭には
鉛の入ったペンキを使った家に住む事を禁じています。
1978年以前に建てられた家には鉛の入ったペンキが使われており、
上塗りされていてもペンキが剥がれたり、窓を開ける度に窓枠の周りの
ペンキが落ちたりして鉛がほこりにまみれたりするのだそうです。
そのほこりを子供が舐めたり、空気中のほこりを吸い込んだりする事により
子供の体の中に鉛が入るのだそうです。


小さい子供の方が鉛に影響されやすいようで、鉛が体の中に入ると、
脳や腎臓や神経に影響がでたり、成長を遅らせたり、
学習障害になったり、聴覚問題を起こしたりするのだそうです。


実際には無鉛の証明の無いお家に小さな子供と住んでいる家族は沢山いるし、
ほとんどのアメリカの大人は鉛のペンキを使ったお家に小さい頃は
住んでいたのですから、そんなに厳しくする必要は無いのかもしれませんが、
気になると気になってしまうので、deleadedのお家を必須条件にする事にしました。


はぁ、それにしてもdeleadedの賃貸物件を探すのは本当に大変です。
数がともかく少ない。こんな状態で本当に8月の末に引っ越しができるのか、、、