アメリカの金融危機と仕事事情


私のお友達で金融業界を専門としたヘッドハンティング会社
(人材あっせん会社)で働いている人がいるのですが、
今年に入ってから仕事が全然無いのだそうです。


彼の仕事は100%コミッション。
金融関係の会社から依頼を受け、適材の人材を見つけ、
その人がその会社と契約をした時に年収の何パーセントかが
ヘッドハンティング会社に支払われ、そのまた何パーセントが
彼の給料となるのだそうです。


今年に入ってから相次ぐアメリカの大手金融会社の赤字決算や
破綻や長引く不況の為、どこの会社もリストラする事があっても
新たに採用する事は無く、彼に仕事が回って来ないのだそうです。


幸い去年はいい年だったらしく、去年の年収から今年の生活を
続けられているそうですが、この金融危機が長引くと
家のローンや小さい子供が二人いる彼の生活も脅かされてしまうので、
困るとぼやいていました。


リストラの当たりまえのアメリカの会社。
100%コミッションの仕事だとリストラをされる事は少なくても
不景気になると毎月の給料がゼロと言う事もあり得るので、
どちらにせよ、厳しい世界です。