新鮮な野菜


私達はCSAファームシェアに参加しています。
CSAとはCommunity Supported Agricultureの略で、農家から遠く
離れている私達でも農家から直接野菜を買う事のできるシステムです。
CSAメンバーは収穫の始まる前に(マサチューセッツの場合は大抵冬)
シェア(自分の分け前、割り当て分)を買います。春になると、
そのシェアを毎週受け取る事ができるようになります。


農家にとっては収穫の無い時期の収入源になり、そのお金で
春に向けて野菜や果物を植える事ができ、購入者は春から秋にかけて、
毎週新鮮な野菜を受け取る事のできる素晴らしいシステムです。


私達は家の近くまで野菜を届けてくれる農家(Farmer Steve)のシェアに
参加しています。毎週決まった時間に決まった場所にFarmer Steveの
大きなトラックが止まっていて、その前にシェアを取りに来ている
人達が列を作っています。毎週どんな野菜が届くか分からないので、
野菜を取りに行ってからその週の献立を考えるようにしています。


自分で好きな野菜を選べない不便さは少しだけ有りますが、
その時々の旬の野菜を毎週食べられる事、無農薬として認証されては
いないものの(無農薬として認証されるには莫大なお金がかかるそうです)
無農薬農法で育てている野菜を食べられる事、実際に作っている農家に
毎週取りに行く時に会える事、スーパーで買ったらついつい自分の
好きな物しか食べないものの、ファームシェアだとえり好みせず、
色々な野菜を食べられる事を考えると、そんな不便さなんて、
なんて事ありません。


ファームシェアのおかげで今まで自分で買った事の無い
お野菜を色々料理しました。例えば、新鮮なケール。スープにしたり、
炒め物にしたりしました。パースニップ(アメリカボウフウの根)。
マッシュポテトのようにして食べてみました。これは少し癖のある
お野菜で日本人の舌にはちょっと合わないかも、、、コラードの若葉。
これも炒め物にして食べました。Tomatillos(ほうづきみたいな
袋に入った小さなトマトみたいな食べ物でメキシコ料理で良く使うよう)
ソースにしてみました。


毎週、毎週どんな野菜が来るか楽しみですし、新鮮な旬のお野菜を
家族に食べさせてあげられる喜びを感じます。


今年のシェアのピックアップも今月いっぱいまで。
冬の間は普通にスーパーでお野菜を買う事になりますが、
すでに来年のシェアが楽しみです!


ありがとう、Farmer Steve!