アパート探しは頭痛の種


いい学区のある地域への引っ越しを考え始めた私達は
時間がある時にはアパート探しをしています。
これが、今の私達にとって小さなストレスの原因となっています。


まず、いい物件があまり無い。
ボストン及び近郊の街は歴史が古く、地震や災害の少ないこの地域では、
古い家が多く、日本の奇麗な賃貸に慣れていると信じられないような家が
たくさんあります。もちろんリフォームしている所もありますが、
その分家賃も高かったり、一兆一反。ボストン及びその周辺は家賃事態も
東京の都心並みに高く、条件のあった物件を探すのは至難の業。
また、いい学区のある地域では家をリフォームしなくても借りてがつくので、
益々古い場所が多く探していて溜息ばかり出ます。


その上、ダンダンと私の意見が食い違う事も多く、
これはものすごくストレスが溜まります。
100件以上オンラインで見て、いいなと思うのが2・3軒。
その内ダンダンと私が両方ともいいと思えるのが1軒あるか無いか。
途方に暮れる作業です。


そんな中、2人共いいと思える物件があり、先週末見て来ました。
大家さんのお家に隣接したアパートで、隣接しているものの、一軒家の
ような物件で、上にも下にも人がいないので静かです。キッチンも
素晴らしく奇麗で窓も多く、日当たりのいい素敵なアパートでした。
私はすっかり気に入りました。


私とダンダン、こういう時にお互いの性格の差が出ます。


私は雰囲気が気に入るともういい所しか目に入りません。
T君がうるさくしても誰にも迷惑かけないし、日当たりはいいし、
キッチンは奇麗だし、洗濯機と乾燥機は部屋の中にあるし、
(ほとんどのアメリカのアパートは洗濯機と乾燥機地下にあり、
しかも共同)家の前がつきあたりの道で少し開けているから暖かくなったら
そこでT君に三輪車で遊ばせてあげられるし、小さなパティオがあるから
バーベキューもできるしとともかくいい所ばかりが目につきました。


しかし、私よりも冷静なダンダン。どちらかと言うと悪い所が気になります。
今住んでいる場所より大分郊外になるから、私の生活パターンがすごく変わる。
春か夏までは駐車場のスペースが一台しかない(暖かくなったら大家さんが
駐車場を拡大するのだそうです)アパートと言えども一軒家みたいなもの
なので、天井が高く、窓だらけの家では暖房費がものすごく高くなる。
(ちなみに今のアパートでも一番ひどかった時にはガス代だけで
月$500払った事があります)その上、ガスでは無くオイルヒートだから、
今オイルの価格が急騰している中、オイルヒートのアパートはあまり好ましく無い。
部屋のレイアウト上、一部屋一部屋が狭く、今ある私達の少ない家具をも
置けないかもしれない等等。


結局悩んだ末、そのアパートを借りる事は止めました。


アパート探しにはものすごく時間もかかり、また自分たちの住む場所が
確定していないと言うのは落ち着か無いものです。
2人とも少し余裕が無くなっていたのかお互いへの労りを忘れがちになり、
少し疲れた週末になってしまいました。


はぁ、、、
早くいいアパートが見つかるといいのですが。
こんな週末あまり長く続くと本当にストレスが溜まります。