涙、涙、涙


わたくし、自慢じゃありませんが、結構涙もろいのです。


ドラマを見ていてもすぐに泣いてしまいます。
それも悲しいシーンだけじゃなくて、嬉しいシーンや感動するシーンでも
すぐに涙が出て来ます。


自分の事ではあまり泣かないのですが、(ちなみに卒業式も結婚式でも
泣きませんでした)人の事ではすぐに泣いてしまいます。


今日、偶然YouTube明治安田生命のCM「たったひとつの宝物」編を見て、
おお泣きしてしまいました。このCMは明治安田生命の「幸せな瞬間」と
言うフォトコンテストで銀賞をとった加藤さんご夫妻のご長男、
秋雪くんの写真で構成されています。その写真一つ一つには秋雪くんと
お父さん、お母さんの愛情豊かで、幸せで、一生懸命な姿が写っていて、
心を動かされるのです。


私は秋雪くんのお母さんが書かれた「たったひとつのたからもの
と言う本を以前読んだ事があります。加藤さんご夫妻のご長男、加藤秋雪くん。
生後一カ月でダウン症と判明し、心臓の合併症で一年の命と告げられますが、
六年余りを精一杯生き、1999年にこの世を去りました。この本では、
秋雪くんの一生をレンズを通して見つめ続けたお母さんが家族の記録を
紹介されています。


CMで流れている写真からも、本の中の文章からも加藤さんご夫妻の
深い愛情、そして、息子が生れて来てくれた事への深い、深い感謝の
気持ちが溢れていて、泣かずにはいられません。


親と言うのは幸せな存在です。
子供を持つ事で、こんなに大切な気持ちを味わう事ができるのだから。