ここ数か月の私達


やっとここ数日、体の調子も大分良くなり、
普通の生活ができるようになりました。


8月の半ばにまた妊娠している事がわかり、期待していなかった私も
ダンダンもすっごく!!びっくり!!!
びっくりしたのもつかの間、ひどい、ひどいつわりが始まり、
2か月近く、ダンダンも私も本当に大変でした。


今回のつわり、T君の時とは全く違うのです。
T君の時は毎日気持は悪かったものの、レモンキャンディをなめながら
我慢すれば外出もできたし、一時期ひどい頭痛に悩まされたものの、
それも2週間程寝ていたら治りました。


今回の悪阻の吐き気は何をしても治らず、その上何とも言えない倦怠感と
一日中続く胃の不快感に悩まされ、心身共に参ってしまいました。


途中で胃の不快感は砂糖から来ている事が分かり、一時期甘いお菓子は
もちろん、煮物等お料理に使う砂糖も止めたら少しは良くなりましたが、
吐き気と倦怠感は無くならず、辛い、辛い数か月でした。


つわりの期間もT君の時よりも長く、結局6週目ぐらいから始まり、
17週目近くまで続きました。妊娠の経験は毎回違うと聞いていましたが、
ここまで違うとはびっくりしました。


正直、こんなに長い期間、ここまで具合が悪かった事は私の人生の
中で初めてだったので、色々な事を考えさせられました。
人間は自分が辛い思いをしないと人の痛みは分からないとも
言いますが、今回は病気と闘っている方、つわりは妊娠中ずっと続く方、
辛い現状に立ち向かっている方の気持ちが少しだけ分かったような気が
しました。


また、家族が近くにいない外国で生活していく大変さを
改めて感じました。


そして何よりも私が調子が悪かった時に仕事とT君と私の世話と
家事をすべて一人で頑張ってくれたダンダンの存在の大きさを
痛感したのでした。それでも、調子が良くなるとそんな事は
すぐに忘れてしまう私がいるのです。ごめん、ダンダン。