Bronchiolitis (細気管支炎)だそうです。


Aちゃん、日曜日頃から先週お兄ちゃんがひいた風邪が
うつってしまったみたいで、ゴホゴホと辛そうな咳をしていました。
その咳がなかなか治らず、昨日あたりからひどくなって来たので、
今日お医者さんに連れて行きました。


主治医の先生には時間が空いていなく会えなかったのですが、
代わりの先生に肺の音が少し「Wet」でぜいぜいしているから
万が一肺炎になっているといけないからレントゲンを撮るように
言われました。


肺炎???高熱が出ているわけでも無いのに肺炎になるの?
とちょっと疑問でしたが、先生いわく、私達が時々
Tylenol(鎮痛、熱さまし)をあげていたので、熱が上がって
いない可能性もあるし、少し音が気になるからと言うので、
レントゲンを撮る事にしました。


9ヶ月の赤ちゃんにレントゲンなんて良いのだろうかと少し
不安にも思いましたが、万が一本当に軽い肺炎にでもなっていたら、
それこそ大変だしと思いながらレントゲン室に向かいました。


このレントゲンと言うのが、正直、母としては痛々しい経験だったのです。
9ヶ月の赤ちゃんですから、もちろんじっとしていられるわけでもなく、
両手を下にしていられるわけでも無いので、赤ちゃんには赤ちゃん用の
特別なレントゲンの型があるのですが、、、、、、、、、


座らされた状態で両手を上げ万歳をして、その状態をプラスチックの型で
両側から挟まれ、固定されレントゲンを撮るのですが、
まず裸にされ、両手を挙げたままの状態で動けなくなるのですから、
9ヶ月の赤ちゃんが平気なわけがありません。
もちろんAちゃんは大泣き。
恐怖におののいた顔でママの方を見て、目で「助けて」と訴えるのです。
ママは「大丈夫よ、お写真撮って、体が悪く無いってみてもらおうね」
と言いながらも、かわいそうで心の中で泣いてしまいました。
何もしてあげられないのがとても辛かったです。


レントゲン師(優しい人で良かったけど)がやって来て、
容赦無く前向きを撮ってからその型をすごい勢いで横に向かせ、
またもう一枚横の写真を撮りました。


レントゲンの結果、肺炎では無いとの事。良かった。


付いた病名がBronchiolitis (細気管支炎)。
気管支の一番細いところに風邪の病原体のウィルスが原因で炎症がおこり、
この部分が細くなったり、つまったりして、呼吸が速くなったり、
ひどい咳が出たりするのだそうです。ひどくなると呼吸困難になったり
するそうで、呼吸を気をつけて見ていてあげてと言われました。
5日から7日で治るそうですが、4、5日目が一番ひどいそうで、
今が一番ひどい時かもと言われ、ほっとしたような、しないような。

帰って来てから日本語のインターネットで調べてみると、
赤ちゃんの細気管支炎は一度かかっても免疫ができにくい特徴があり、
感染を繰り返しながら免疫ができるのだそうです。2歳頃には
鼻風邪程度になるそうです。


実は、2ヶ月前にもT君が鼻風邪で済んだ風邪がAちゃんは咳がひどくなり、
その時も細気管支炎と言われました。


ところで、この日本語のウェブページによると、
細気管支炎はかぜ症候群の病原体であるウイルスによっておこり、
特にRSウイルスによるものが半数以上だそうですが、診断は
「年齢、症状、胸部所見から診断しますが、RSウイルスの場合は
鼻汁からのRSのモノクローナル抗原を検査することができます。
鼻の奥に綿棒を使って検査します。外来ですぐにできます。」
とあります、、、


果たして、今日のレントゲンは必要だったのだろうか、、、


何がともあれ早く咳が良くなるといいね、Aちゃん。